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40代の婚活で後悔しない相手選び|彼だけではなく親と老後まで見る

40代の婚活で、年収・人柄・価値観と、しっかり確認しますよね。

では、「彼のご両親」のことは、どこまで話せていますか?

私が42歳で結婚してから2年後。
父が倒れて入院し、友人たちの話題も「婚活」から「親」に変わっていきました。

なかでも驚いたのが、友人の夫の話です。
結婚前は「ずっと都心で暮らそう」と約束したはずが、今では「長男だから実家に帰る」と言っています。

40代の結婚は、もう2人だけの問題ではありません。

結婚後に後悔しないために、交際中に確認しておきたい「家族観の見極め方」を、体験談を含めてお伝えします。

この記事でわかること

  • 40代の結婚相手選びで見落としがちなこと
  • 友人の実話(結婚後に約束が変わった話)
  • 交際中に確認しておきたい7つの質問
  • 「聞きにくいこと」を確認できる場所の選び方

40代の婚活で選んでいるのは「彼」ではなく「これからの生活」

先に結論からお伝えします。

40代で結婚相手を選ぶということは、彼だけでなく、彼の親や実家、そして「家族はこうあるべき」という価値観まで、まとめて選ぶことになります。

親の体調ひとつで住む場所や働き方が変わり、結婚前にした約束が簡単に覆ることもあるからです。

年収や職業と同じくらい、「家族観」を確かめておきたい。
これは、親の介護に怯えるための話ではなく、結婚後に「こんなはずじゃなかった」とならないための話です。

私自身、30代の頃の婚活では、親のことを考えたことは一度もありませんでした。

あなたが選んでいるのは、目の前の男性だけではありません。

40代の婚活で「彼の親」まで見るべき3つの理由

理由は3つあります。

理由1|新婚生活と、親の変化が同時にやってくる

20〜30代で結婚していれば、新婚生活→出産・育児→暮らしが落ち着いた頃に「親が心配」という話になります。ひとつずつ乗り越えていける時間がありました。

でも40代の結婚では、親の体調変化がすぐにやってきます。

30代と40代の結婚後のタイムライン比較図

実際に私の周りでも、44歳を過ぎたあたりから友人同士の会話が一変しました。「親の入院」「実家の片付け」「誰が病院に付き添うか」。集まればそんな話ばかりです。

数年前まで婚活の話をしていたメンバーです。

40代の結婚は、「新婚」と「親の変化」が同時にスタートします。

理由2|40代の結婚は、最初から「4人分の老後」がついてくる

20代や30代で結婚すれば、しばらくは2人の生活のことだけを考えていられます。

でも40代で結婚すると、最初から4人分の未来がついてきます。

  • 自分たちの老後(2人分)
  • 自分の親の老後
  • 相手の親の老後

40代同士、あるいは相手が50代となると、親は60代後半から80代であることがほとんどです。
つまり、いつ何が起きてもおかしくない年齢の親が、両家に2人ずついる状態から結婚生活が始まります

「まだ元気だから」と思っていても、ある日突然、双方の親にサポートが必要になる可能性を常に抱えています。20代の結婚とは、スタートラインに立ったときの重さそのものが決定的に違います。

40代の結婚は、スタートした瞬間から「4人分の老後」と向き合うことになります。

40代の結婚は両家の親4人分の老後がついてくるイメージ

理由3|揉めるのは「介護」ではなく、その手前

ここが、私が一番お伝えしたいところです。

「介護なんてまだ先の話だし、その時に考えればいい」と思うかもしれません。

でも、周りを見ていて分かったのは、夫婦が対立するのは介護そのものではないということです。揉めるのは、もっと手前でした。

揉めやすい内容

  • どこに住むのか
  • 仕事を続けられるのか
  • どちらの親を先に考えるのか

介護が始まる前の、この3つで意見が割れます。そして一度割れると、話がなかなか進みません。

「じゃあ私の仕事はどうなるの」という話になり、相手には相手の言い分があり、お互い譲れないまま時間だけが過ぎていきます。

もうひとつ、気づいたことがあります。

この3つは、結婚前に話していれば、ほとんど分かったことでした。
親に何かあってから初めて出てきた新しい問題ではなく、もともとお互いの中にあった考え方の違いが、そのタイミングで表に出てきただけなんです。

揉める原因は介護ではなく、「話していなかったこと」でした。


この3つ目については、実際に私の友人が今、直面しています。

結婚前は「ずっと都心で暮らそう」と約束していたはずなのに、なぜ「実家に帰る」という話になったのか。次は、その話です。

【実話】結婚後に「長男だから実家に帰る」と言われた友人の話

これは、40代前半で結婚した私の友人に、実際に起きている話です。本人の了承を得て、一部の設定を変えて書いています。

彼女には、婚活をするときに絶対に譲れない条件がありました。

友人A
友人A

都心で積み上げたキャリア・友人関係があるから、仕事も住まいも都心じゃないと無理

マッチングした彼は、とても誠実で優しい人でした。彼女の条件に対しても、笑顔でこう答えてくれたそうです。

もちろん。
僕も都内で働きたいし、都心暮らしで問題ないよ

友人の夫
友人の夫

仕事への理解もある、人柄もいい、価値観も一致している。
彼女は心から安心し、2人は無事に結婚しました。

そして、それ以上は聞かなかったそうです。

ところが結婚して数年が経った頃、九州にある彼の実家のお母さんが、少しずつ足腰を悪くし始めました。
ある日、夫から突然こう切り出されたのです。

そろそろ、九州の実家に帰ろうと思う

友人の夫
友人の夫
友人A
友人A

話が違う。
ずっと都心で暮らす約束したよね? 私の仕事はどうなるの?

長男なんだから、帰るのは当たり前でしょ

友人の夫
友人の夫

持ち家なんだから、自分たちが継がないと

友人の夫
友人の夫

親に変化がない限りは、都内で生活するよ。
でも、親が変われば自分たちも変わるのは当たり前でしょ

友人の夫
友人の夫

いますぐ答えを出す問題でもないので、現在この話は「保留」になっています。

でも彼の中で「九州へ行くのは当たり前」なので、「行かない」という選択肢が、話し合いのテーブルに乗っていないのです。


ここで一番怖いのは、彼は決して嘘をついていたわけではないということです。

彼にとって「長男が実家を継ぐ」は、わざわざ確認するまでもない前提でした。だから婚活中、彼女の「都心がいい」に賛成したときも、嘘をついたつもりは一切なかったはずです。

  • 彼女にとって「都心で暮らす」は、生涯変わらない条件
  • 彼にとって「都心で暮らす」は、親に何もなければ、の話

2人は、同じ「都心で暮らそう」という言葉を使いながら、まったく違う約束を交わしていたのです

同じ「都心で暮らす」という言葉の意味のズレを示す図

彼は、親思いの優しい男性で、何も悪いことはしてません。

それでも、結婚前に「お互いの前提」をすり合わせていなかったというだけで、彼女は今、長年積み上げてきたキャリアと、思い描いていた人生そのものを手放さなければいけない危機に立たされています。

【体験談】親の介護に直面した今、夫婦で揉めていない理由

この話を聞いたとき、私は決して他人事だとは思えませんでした。

現在、私の父が倒れて入院しています。今後、介護が必要になる可能性が高い状況です。

正直、これから何が起こるかは、私にも分かりません。

それでも今のところ、夫婦間で揉めることはありません。

理由は、何か特別な備えをしていたからではなく「お互いの親が元気なうちに、大まかな家族観を話していたから」です。

交際中や新婚の頃、私たちは雑談の延長でこんな話をしていました。

ポイント

  • お互いの実家についてどう考えているか
  • 将来、親に介護が必要になったらどうしたいか
  • どちらかの親に何かあったとき、仕事や住まいはどうするか

もちろん、その場で完璧な結論が出たわけではありませんが、困ったときに2人で一緒に考えるための「土台」を作っておくことができました

準備していたから揉めない、というわけではありません。


「相手が何を当たり前だと思っているのか」を、結婚前に知っておけたこと。
困ったときに、2人で話し合える土台があった。それだけなんです。

こういう「聞きにくいこと」を、第三者を介して確認できる場所もあります。
詳しくは記事の後半で紹介します。

探すべきは「介護してくれる人」ではなく「一緒に考えてくれる人」

ここまで読んで、「じゃあ、介護を手伝ってくれそうな人を探せばいいの?」と思われたかもしれません。

でも、それを条件にすると、婚活はどんどん苦しくなっていきます。
そもそも10年後に何が起きるかなんて、誰にも分かりません。

だから見るべきなのは、「介護してくれるかどうか」ではなく、何かが起きたときに、一緒に考えてくれる人かどうかになります。

そしてこれは、質問の「答えの内容」ではなく、「答え方」を見れば、案外わかります。

見るポイント気になるサイン安心できるサイン
将来の話を聞いたとき話題を変える・笑ってごまかす一緒に考えようとする
「長男だから」と言うとき結論として使うひとつの事情として説明する
あなたの親の話をしたとき興味を示さない同じ温度で心配する
物事を決めるとき自分の家の事情を優先する2人で決める前提で話す

気になるサインの答え方の人が、悪い人というわけではありません。
ただ、「すでに決まっている前提」なのか、これから一緒に考えていけることなのかを、見分ける材料になります。

「一緒に考えてくれる人」であれば、何か起きたときも、2人にとって納得できる方向を一緒に探していけるはずです。

【実践】交際中に確認したい7つのこと

では、「じゃあ、何を聞けばいいの?」と思われた方のために、7つだけに絞りました。

聞くときのポイントは、質問から入らないことです。
先に自分の話をしてから、相手に聞く。面接のように質問を並べると、身構えられてしまいます。

まずは自然に聞ける4つの質問

  1. ご両親は今、どちらにお住まいですか?
  2. ご兄弟はいますか? その方はどこに住んでいますか?
  3. 将来、ご両親の近くに住む可能性はありますか?
  4. もしご両親に何かあったとき、仕事や住む場所はどうしたいですか?

この4つは、自分の実家の話をしながら、自然に聞いていけることが多いです。
「私の両親は北海道にいて、なかなか会えなくて」というふうに、自分から話し始めると、相手も答えやすくなります。

少し踏み込んだ3つの質問

ここから3つは、少し踏み込んだ質問です。特に大事なので、聞き方の例も添えます。

5. ご実家は持ち家ですか?

「継ぐ前提」があるかどうかは、ここでほとんど見えてきます。

例:「実家が持ち家なんですが、兄弟の誰も戻る予定がなくて、どうしようか悩んでいて。〇〇さんのところはどうですか?」

6. 私の親に何かあったときは、どう考えますか?

自分の親のことだけでなく、相手の親のことも同じ温度で考えられる人かどうかが分かります。

例:「〇〇さんのご両親と私の両親が、同じ時期に何かあったらどうしましょう。両親とも同じくらいの年齢ですもんね」

7. 「長男(長女)だから」という考えは、ご家族の中にありますか?

これは、あとから「長男なんだから当たり前でしょ」と言われないために、早いうちに聞いておきたい質問です。

例:「長男さんだと、家を継ぐこととか、もう決まっていたりするんですか?」

プロポーズの後では、少し遅いかもしれません。真剣交際に入る前後で、少しずつ聞いていくのがいいと思います。

交際中に確認しておきたい7つの質問リスト

※スクショ推奨|真剣交際前に確認したいことリスト

聞きにくいことを、聞ける婚活の場所を選ぶ

多くの人がこう思うかもしれません。

「そんなこと、聞けない」

分かります。重いと思われそう。打算的だと思われそう。まだそんな関係じゃない。

でも、聞きにくいから聞かなかったことで、介護をきっかけに、自分の人生が大きく変わってしまう可能性があります。

これらの質問は「聞く場所」によっては、聞きやすくなることもあります。

マッチングアプリ婚活パーティー結婚相談所
家族構成の情報基本なしなしプロフィールに記載されていることが多い
親の居住地自分で聞く自分で聞く事前にわかることが多い
聞きにくいことの確認全部自分で聞く全部自分で聞く仲人経由で確認できる場合がある
結婚前提か人による人による多くの場合、前提

結婚相談所は、「結婚を前提に、条件と価値観をすり合わせる場所」なので、家族の話をしても不自然になりにくいという特徴があります。

また、直接聞きにくいことを、仲人(カウンセラー)が代わりに確認してくれるケースがあるのも、相談所の大きな特徴のひとつです。

交際期間にある程度の期限があるため、先延ばしになりにくい仕組みです。

私自身、この期限があったからこそ、「いつか聞こう」と後回しにせず、家族の話を早い段階で聞くことができました。

どこがいいか分からない方は、まず比較から見てみてください。


\相談所を比較してみる/

どこがいいか分からない方は、まず比較から見てみてください。

【まとめ】今日、3つだけ書き出してみてください

  • 自分の親について3つ(年齢/住まい/兄弟)
  • 結婚後の生活で大切にしたいこと3つ(住む場所/仕事/お金)
  • 彼に聞きたい質問3つ(上の7つから選ぶ)

「介護を完璧にこなしてくれる男性」を探す必要はありません。そんな人はどこにもいません。
探すべきは、予期せぬ困難が起きたときに、あなたの目を見て「一緒に考えよう」と言ってくれるパートナーです。

40代の結婚相手選びは、目の前の男性だけではありません。
その人の家族と、これから20年後の生活も、一緒に選んでいるのです。

だからこそ、今日、ひとつだけでも聞いてみてください。

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