- 相手の結婚観をどう聞き出せばいい?
- 結婚観を聞きたいけど重い空気になりそうで不安
- 結婚観を聞いて相手はどう思うだろう?
そんな気持ちから、なかなか“結婚観”の話題を切り出せずに悩む方も多いのではないでしょうか。
でも実は、相手の結婚観を「聞くタイミング」と「聞き方の工夫」だけで、婚活はグッとスムーズになるんです。
この記事では、私自身の体験談や友人のエピソードを交えながら、婚活で「結婚観を自然に聞き出す4つの方法」をご紹介します。
なぜ“結婚観を聞くこと”が大切なのか

婚活の最終目標は、生涯を共に歩むための「結婚」であり、楽しさやトキメキを求める「恋愛」ではありません。
お互いがどれほど楽しく過ごせても、生活観や将来設計に大きな違いがあれば、結婚後にストレスや不満を抱えることになります。
結婚後に大きなズレになりやすいテーマ
- 子どもを望むかどうか
- 共働きか専業主婦か
- 親との同居や介護の考え方
- 家計の管理方法やお金の使い方
これらの問題は、結婚後の生活に直結する部分であり、恋愛感情だけでは埋められません。
私の周りでも、結婚後の価値観の違いに苦しみ、実際に離婚にまで発展した夫婦もいます。
結婚後の価値観は深く話し合っていないと「こんなはずではなかった」ということになります。

共働きが理想の2人でも、その内容には違いがあることが多いです。
だからこそ、価値観を確認する作業は重要になります。
【私の体験談】初回で失敗した“聞き方”

婚活を始めたばかりの頃、プロフィールに「子供は欲しい」と書いていた男性に対して、お見合いでいきなり直球の質問。

結婚したら、すぐに子供は欲しいですが?
相手も大人なので笑顔で回答。
まだわからないけど、子どもは欲しいですね

しかし、明らかにおかしな空気に…
その後の会話は、男性に壁を感じ、結局は仮交際には繋がりませんでした。
この経験で学んだのは、次の3点。
相手の結婚観を聞くベストなタイミング

私自身や友人の経験、さらにカウンセラーからのアドバイスを踏まえると、次のように整理できます。
お見合い・初回デートは避ける
お見合いや初回デートは、相手の人柄や会話の相性を知る時間に充てる
2〜3回目のデートが理想
多少の安心感が生まれ、未来の話を自然に交わせる頃です。私もこのタイミングで切り出しました。
自然に結婚観を聞き出す4つの方法

実際の会話の中でどのように結婚観を引き出すか。私や友人が試し、効果的だった方法を4つご紹介します。
方法1:デートの会話に“未来”を混ぜる
現在の話しから未来の話しに繋げていきましょう。
まずは現在の会話。
「どんな休日を過ごしてますか?」から始めて会話を楽しみ、そこから自然と「結婚後は…」という未来につなげていきます。
私は夫との2回目のデートで、休日の過ごし方や趣味の話しをして、その流れで未来の会話に繋げました。

結婚しても一緒に出かけて色々と共有できたら素敵ですね。〇〇さんは一緒に共有するのってどうですか?
いいですね!お互いの趣味も似てるし共有したいですね。でも、時々はお互い一人の時間も過ごせたら最高です


確かに!それも大切ですね
こんな風に自然と結婚後の価値観をお互いに確かめ合えるのが理想です。
方法2:自分の考えをシェアしてから聞く
人は、自分だけ質問されると答えづらいもの。
まず自分の考えを伝えてから相手に問いかけると、相手は答えやすくなります。
聞き方の例

私は結婚しても仕事は続けたいと思ってるんですが、○○さんは結婚後の夫婦のお仕事についてどういうのが理想ですか?
注意ポイント
先に自分の考えを言うと、人によっては話を合わせてくる人がいます。
この方法だけで結婚観を聞くの危険なので、他の方法と使い分けてください。
方法3:プロフィールをきっかけにする
結婚相談所のプロフィールは、会話の入口として非常に有効です。
プロフィールの情報から自然に話題を広げられるので、プロフィールの内容は頭に入れておきましょう。

例えば聞きにくい話題の「子供について」
プロフィール欄に”どちらでも(わからない)”にチェックがついていた場合。積極的に欲しいわけでもない相手に、グイグイ質問するとプレッシャーに感じてしまいます。
プロフィールの情報があれば、相手に合わせた質問ができます。

私はできれば子供が欲しいです。でも年齢的に難しいので、もしダメだった場合は2人の生活を楽しめたらいいなと思ってます。〇〇さんは子どもについて“どちらでも”とありましたが、実際にはどんな風に考えていますか?
「年齢的にも難しい」と言っているので、その後の会話で自然妊娠ができなかった時に「不妊治療をするか・しないか」などの話しにもつなげやすいですよね。
相談所のプロフィールがあるからこそできるアプローチです。
方法4:友人や家族の話をクッションにする
家族・周囲の話題をきっかけにすれば、ストレートに聞くよりも自然に聞けます。
質問の仕方の例
「友人夫婦が家事分担で揉めてて…難しい問題ですよね。同居をスタートさせる前に話し合ってた方が結婚生活は楽しと思って。〇〇さんは家事分担の問題どう思います?」
このとき、2人で楽しく幸せな結婚生活を送るために話し合いたい。という気持ちを入れると、相手も受け入れやすくなるのでオススメです。
私の友人はこの質問で相手の意見を自然に聞き出せていました。

共働きの友人が、家事分担の……で揉めてて。大変ですよね。こういう状況になったら〇〇さんはどうします?
するとお相手は
男性の気持ちもわかります。奥さんには家事ができる範囲で働いてほしいんじゃないですか?家事や子育てが中途半端になるのに仕事を詰め込んで男性に頼るのは、ちょっと考え方が甘いかもしれませんね。

この男性は「家事・育児は女性がやるもの!」という考え方なのがよくわかりますよね。
こうして相手の考え方を聞くことで、結婚観を理解するヒントになります。
注意ポイント
友人のプライベートを喋りすぎたり、陰口に聞こえる会話になると、相手は不快に感じます。あくまでも会話のきっかけ程度の内容にとどめましょう。
(ペラペラ話す人は、口の軽い人・人の文句を平気で言う人と思われます)
婚活女性がやりがちなNGな聞き方4選

婚活女性がやりがちな避けたい聞き方をまとめます。
1, 誘導尋問
答えに「はい」としか言えないような誘導的な質問。

結婚したら子どもは欲しいですよね?

もちろん家事は分担しますよね?
この聞き方の場合、男性は本音で答えづらくなり、相手に合わせて会話をしだす確率が高まります。
そうすると、結婚後に全く違う相手の価値観が見えて、苦労することも。
2, 断言する
できないこと。やりたくないことはしないと、断言してしまう。

家事は私一人でやるつもりはないので

料理苦手なので、料理はしません
これは、自分の意見だけを押し付けて、話し合いをする気のない姿勢です。
結婚生活は、お互いの仕事の状況・得意不得意などを話し合い協力し合うことが大切。
断言型の会話の人は、話し合いのできない人と判断されて相手は離れていきます。
3, 質問攻め
お見合いや初回デートで矢継ぎ早に質問する女性は意外と多いです。
よく男性が質問攻めのお見合いの後によく聞くフレーズ
今日のお見合いは、面接をされてる気分で疲れた

こんな質問攻めしてませんか?

- お仕事の内容は?
- 何年勤務?
- 休日は何してる?
- 結婚後の住まいは?
会話を楽しむというより、条件の確認作業です。
これでは相手にプレッシャーを与えるだけで、全く楽しめず、結婚後の幸せな未来が描けません。
結果、男性から断られるパターンです。
4, 自分は質問に答えない
早い段階で相手に踏み込んだ内容を聞くのに、自分が聞かれると答えない・不快感を示す。
例えば、家賃・貯金額、住まい・職場のエリアなど。

お住まいはどのエリアですか?
家賃はいくらくらいですか?
そのエリアなら高そうですね
こんな質問をされたので、同じ質問をすると、答えずに、むしろ不快感を示す。
お住まいはどこら辺ですか?


まだ会ったばかりなので、ちょっと教えるのは…
自分が聞かれて答えられない・不快に感じる質問は相手にもしないでください。
まとめ:40代婚活は“聞き方”で未来が変わる

婚活で相手の結婚観を知ることは、40代女性にとって「時間を無駄にせず、安心して前に進むための必須ステップ」
聞くタイミングは「関係が深まる前」
聞き方は「自然に会話に混ぜる」
この2つを意識するだけで、結婚に直結する出会いがぐっと増えます。
私自身、これを意識したことで「価値観が合う夫」と5ヶ月で成婚できました。
結婚観を自然に聞き出すことで、安心して未来を考えられる相手かどうかが見えてきます。