- 誰に会ってもピンとこない
- 理想の相手に出会えない
- 結婚相談所にいい人っているの?
こんな悩みを解決していきます。
「いい人がいない」という悩みは、多くの婚活者が経験する“婚活あるある”です。
今回は、「婚活でいい人がいない」と感じてしまう原因と、出会いの質を変えるための考え方・行動を詳しく解説します。
◆【原因編】婚活で「いい人がいない」と思う4つの理由
「いい人がいない」と感じる理由の多くのは“考え方”や“視点”にあります。
ここからは「いい人がいない」と感じている5つの原因を解説します。
1, 条件で相手を判断しすぎる
婚活は、まず相手のプロフィールでスペックを確認しますよね。
この時、自分の希望の条件でなければ、即なし!と判断していませんか?

〜例〜
相手に求める学歴は「大卒以上」。
相手が高卒の時点で「なし」と判断。
条件は、将来の生活設計・ライフスタイルに関わる重要な要素ですが、条件だけで相手を判断すると、本来なら相性の良い相手や、優しく誠実な人を最初から除外してしまう可能性があります。
さらに、条件だけで判断する人ほど「もっと条件の良い人が現れるかも」と、いつまでも相手を決められずに婚活が長引く人が多いです。
2, 理想が高過ぎる
高い理想の条件が重なるほど、その条件に当てはまる男性の割合は少なく、競争率も高くなります。
下記のような条件を出している人、結構多いです。
よくある高い理想条件
- 年収700万円以上
- 2歳以上の年上は無理
- 身長は170cm以上
- 大卒以上
- 大手企業か公務員
こんな人がいたら、みんな付き合いたいですよね。
もし、この条件の相手を探すなら、女性側にも高い条件が求められます。
自分の年収では将来が不安で、相手に良い条件を求めているなら、相手からは選ばれません。
3, 人柄を知ろうとしない
婚活は、多くの良い出会いのチャンスがあります。
それなのに「いい人がいない」と感じる原因の一つは、相手の人柄を深く知る前に切ることです。
例えば、お見合い・初デートで、こんな理由で断ったりしてませんか?
- お店選びが良くない
- デートの段取りが悪い
- 服装がイマイチ
実は、婚活では多いお断り理由!
これは相手を表面的に判断して、内面を見ていません。
お店選びやデートの段取りが悪いのは、慣れていないだけかもしれません。
次回のデートは、自分で行きたいお店や場所を提案してみればいいだけです。
服装は、一緒に買い物に行って選ぶこともできます。

婚活において重要なのは「人柄を知ること」
それ以外の重要度の低いことで断っていたら、いい人が現れる日は程遠いです。
どんな理由なら断べるき?
答えは、お見合い・デートの際に 結婚生活で苦労しそうな内面が見えたときです。
相手の良くない態度 | 考えられる内面 |
清潔感が全くない | だらしがない |
店員さんへの態度が高圧的 | モラハラ気質 |
電車内で声が大きい | 配慮ができない |
何でも人任せ | 物事を相手に押し付ける |
感情的 | 話し合いができない |
この場合は、高年収・高学歴でも断った方がよいです。
4, 自分の魅力や選ばれる理由を客観視できていない
自分がどういう人に“選ばれる存在”なのかを意識しないといけません。
自分の年齢・職業・価値観・ライフスタイルなどを客観的に見て、「どんな人と釣り合うか」を考えたことはありますか?
相手には理想ばかり求めて、その理想の人が求めるような魅力が自分にはあるのか。という視点を持っていない人がいます。
これではいい人は現れません。
また、若い頃の成功体験に縛られていると、現実の婚活市場とミスマッチが起きやすいです。
成功体験
- 20代の頃はモテたから、今も同じような条件の男性と付き合えるはず
- 昔の彼は年収1000万円だったから、それ以下の人は対象外
これは、若い頃の自分の価値であり、現在の価値ではありません。
どんなに美人で高収入でも、40代というだけで年下〜同年代の男性からの申し込みは ほぼ無し。
年齢とともに、自分の婚活市場での価値が変わっていることを理解しないと、いい人は見つかりません。
婚活は「相手選び」と同時に、「自分を知る」ことも大切。
◆【解決編】「婚活にいい人がいない」と感じたときの考え方と行動4選
考え方を変えるだけで、見える世界が変わってきます。
これから紹介する4つの考え方(行動)を実践して、婚活に挑んでみてください。
1, 「減点方式」ではなく「加点方式」で見る
相手を判断するときに、よく用いられるのが減点方式と加点方式。
「いい人がいない!」という感じている人は、減点方式で相手を判断している場合が多いですが、加点方式の方が「いい人」は見つかりやすいです。
「減点方式」「加点方式」って何?
◆減点方式◆
100点からスタートして「ここがダメ!」と減点して判断
◆加点方式◆
0点からスタートして「ここが素敵!」と加点して判断

なぜ加点方式がいいのか?
減点方式は、相手の粗探しになりがち。
加点方式は「いいところを見つけよう」という姿勢なので、お見合いやデートで自然と会話が明るくなり、相手もあなたに好印象を持ちやすくなります。
結婚相手を選ぶ際に、完璧な人はいません。
「多少の欠点があっても、この人とならうまくやっていけそう」と思える相手を見つけるのが大切。
〜例〜
- 外見タイプじゃないけど、清潔感はある
- 希望年収より少ないけど、堅実で生活力がある
- エスコート下手だけど、誠実な人だな
見えてるものだけで判断せずに、会話の中で人柄を見ていきましょう。
2,「条件重視」ではなく「人柄重視」
どんなに条件が完璧でも、金銭感覚・生活スタイル・価値観が合わなければうまくいきません。
結婚生活で重要なこと
- 支え合える関係になれる
- 一緒にいて心地いい
- 価値観が似ている
結婚は生活なので、スペックよりも人柄の方が重要になります。
条件重視と、人柄重視では、相手を見る視点が違います。

条件重視な女性は、自分が中心の考え方
人柄重視の女性は、お互いがプラスになるかを考えてます。
条件重視の場合、結婚できても ちょっとした変化で関係が壊れます。
例えば、結婚後に相手の収入が減った。
条件重視で相手を選んだ人は、こういった条件の低下が許せません。
人柄を重視して選んだ相手なら、結婚後に起きた問題も一緒に解決していけます。
だからこそ、人柄重視の相手選びが大切になります。
条件も人柄も完璧な人は なかなかいないので、条件は「自分の希望に近かったらいいな」くらいの気持ちでいましょう。
3,理想条件を整理して「譲れない条件」だけに絞る
理想条件が多すぎると、出会いがあっても「ここが違う、あそこも違う」と減点方式で相手を見てしまい、良いご縁を逃します。
一方で、「これだけは譲れない!」という条件だけに絞ると、判断基準が明確になり、自分に合う相手を見つけやすくなります。
理想条件の整理の仕方
①理想を全部書き出す
条件を自由に書き出す。
年収、学歴、性格、外見、家族構成など何でもOK
②「絶対条件3つ」と「希望条件」に分ける
条件の中から「絶対に譲れない3つの条件」と「希望条件」に分ける。
例えば、条件の年収が600万円以上でも、相手が堅実・貯金あり・生活力があるなら、自分にも収入はあるし、年収600万円以下でも大丈夫。
このように、何かで補える条件であれば、絶対条件ではなく希望条件になります。
逆に、何かで補うことが難しく、結婚生活では重要な項目を絶対条件にすると良いです。
例えば…
- 非喫煙者
- 金銭感覚が合う
- 穏やかな性格の人
理想の条件を整理することで、相手を見る目が柔軟になり、自分にとって本当に大切なことが見えてきます。
結果として、理想に固執することなく、現実的で幸せな結婚に近づけるのです。
4,自分自身も変化・成長させる
「いい人がいない」と嘆くより、「自分がもっと素敵な人になるには?」という視点を持ってみることも大切です。
結婚相談所であれば、仲人さんからのアドバイスを聞いて、自分がどう変わるべきかをヒントをもらいましょう。
さらに「いい人がいない」と思うときこそ、自分磨きにエネルギーを使うと良いです。
小さな努力を積み重ねることで、相手から見たときの魅力は上がります。
婚活は、外見だけ磨いでも意味がありません。
内面も磨いて「また会いたい」と思われる人柄になりましょう!
◆まとめ
「婚活 いい人いない」と感じたとき、まず見直すべきは相手ではなく、自分自身の視点です。
見直すこと
- 条件にとらわれすぎてないか?
- 理想が現実離れしてないか?
- 自分自身に魅力はあるのか?
このようなことを振り返ってみるだけで、婚活のステージは大きく変わります。
「いい人がいない」と悩むのではなく、「自分が出会いをどう受け取っているか」に目を向けてみてください。
素敵な人は、案外すぐそばにいるかもしれません。