- 真剣交際に進んでいいか悩んでる
- 真剣交際前に確認した方がいいことってある?
こんな悩みはありませんか?
実は、絶対に確認しておかないと後悔する可能性がある重要な4つの項目があります。
どんなに性格の相性が良くても、この4つの項目の「価値観のズレ」があれば結婚生活はうまくいきません
この記事では、真剣交際前に確認するべき4つの項目について解説します。
相手に聞きにくい内容もありますが、後悔のない結婚のためにも、勇気を持って確認してください。
40代の婚活で「真剣交際前に確認すべきこと」とは?

【真剣交際前に確認すべき4つの項目】
- 子供・妊活・不妊治療について
- 宗教・借金・持病について
- 親との関係性・介護について
- 結婚後の仕事とお金について
40代の婚活は、時間的な猶予が限られているため、真剣交際前の確認が必須です。
真剣交際に入ってからの確認では、価値観が合わず交際終了すると、また一から婚活を始める必要があるのでリスクが高過ぎます。
【結婚相談所のシステム】
- 仮交際は複数人と同時進行OK
- 真剣交際は一人のみ。他の人とは仮交際は終了
- 真剣交際が終了してしまったら、またお見合いから始める
それでは、真剣交際に進む前に必ず確認する4つ項目の重要ポイントを見ていきましょう。
1.子どもを望むかどうか|妊活・不妊治療の考えを確認

「子供を望んでいるのか」「授からなかった場合はどうするのか」具体的な話し合いでお互いの思いを確認する必要があります。
確認しておくべき内容
子供が「欲しい・欲しくない」だけの確認では不十分。
お互い子供が欲しくても、「子供が欲しい」の思いの温度差は人それぞれなので、もっと深い確認が必要です。
確認する内容
- 子供は欲しい?
- 何人欲しい?
- 妊活や不妊治療への考えは?
- 授からなかった場合の人生設計は?
(夫婦2人で生きていく・養子縁組など)
デリケートな話題ですが、同じ思いを持っていないと揉め事に発展します。
確認を怠るとどうなるか
40代で子供が欲しい場合、不妊治療になる可能性も高くなります。
例えば、お互いに子供が欲しくても、考え方は違うことも。
【例】
男性=自然妊娠で無理なら2人で生きていくのもあり
- 女性=最初から妊活・不妊治療をして、授かるまで頑張りたい
お互いの考えに温度差があると、結婚後に大きな衝突の原因になります。
男性の意見 | 女性の意見 |
休日はゆっくりしたい | 休日の午前中は一緒に病院へ行く |
費用がかかりすぎる | 必要な費用だと考える |
あれこれ制限がストレス | 体調管理のため我慢も必要 |
もう不妊治療やめたい。そこまでして欲しくはない | 授かるまで何年か頑張る |
精神的に辛い | 体も心も辛いのは私の方なのに… |
このようなすれ違いを防ぐためにも、交際中にお互いの希望と覚悟を確認しておくことが大切です。
【体験談①】子どもを望む男性とスピード婚に成功した友人の話
私の友人(当時41歳)は、明確な条件を持ち、プロフィールにも子供への強い思いを書いていました。
- 子供は1人は必ず欲しい
- 結婚後すぐに妊活を始めたい
- 子供を強く望む男性が希望
そのため、同じように子供を強く望んでいる男性と出会い、自然と子供に関する深い話しができ、真剣交際前にお互いがブライダルチェックを受けていました。
そしてお見合いから3ヶ月でプロポーズ→入籍というスピード婚。
【体験談②】妊娠の現実に直面し、交際を断念した私のケース
私が41歳のときに、子供を望む素敵な男性とご縁がありました。
私には持病があったため、念の為に真剣交際前に医師に相談。すると「妊娠・出産には耐えられない可能性が高い」と診断。
相手も子供を望んでいたため、話し合いの結果、お別れすることに。かなり落ち込みましたが、もし結婚後に判明していたら、お相手は「こんなはずじゃなかった…」と後悔し、私も責任を感じ辛かったはず。
だからこそ、事前に真剣に話し合ってよかったです。
2.宗教・借金・持病は隠し事厳禁!正直に確認すべき理由

宗教・借金・持病といった話は重くなりがちですが、真剣交際に入る前には必ず確認しておきたい項目です。
確認しておくべき内容
結婚生活において“隠しごと”は大きなトラブルのもと。下記のことは、しっかりと確認しておきましょう。
宗教
- 入信の有無
- 信仰の度合い
- 家族の宗教背景
- 結婚後の生活に与える影響
借金
- 借金の有無
- 借金の内容(奨学金・ローンなど)
- 返済の見通し
持病
- 持病の有無
- 日常生活への影響
- 妊娠・出産への影響
- 現在・今後の治療内容
人によって受け入れられる範囲もバラバラ。
どこまで受け入れられるか、事前に自分の基準を持っておくことも大切です。
隠されていたときのリスク
結婚後に、これらの問題が判明すると不信感につながります。
「なぜ結婚前に言ってくれなかったのか?」と…
例えば、「数百万円単位の借金がある」「日常生活に支障が出る病気がある」などは、結婚生活の計画自体が変わってしまいます。
また宗教の問題は、親族や子どもへの影響も考える必要があり軽視できません。
【体験談】持病を話して、拒絶・受け入れてくれる人で分かれた私のケース
私には、日常生活には問題のない持病があります。

真剣交際の前に伝えた場合、断られることが多かったです
【断られた理由】
- 支える自信がない
- 健康な人を望んでる
- 子育てに不安がある
- アウトドア好きなので合わない
もし、持病を言わずに結婚していたら、トラブルになっていたはず。
最悪の場合、離婚を切り出されていたかもしれません。
逆に、受け入れてくれた方もいました。
【受け入れた理由】
- 普通に生活できるなら問題ない
- 健康な人でも明日 病気になることはある
このように、受け止め方は人それぞれ。
何か問題を抱えている場合、受け入れてくれる人と結婚した方が、結婚生活は幸せです。
だからこそ、隠すのではなく、真剣交際前に話しておくことが重要!
3.親との関係と介護のスタンス|将来トラブルを防ぐために

相手の親との関係性(干渉具合)や介護のスタンスについても事前にすり合わせておきましょう。
確認しておくべき内容
40代の婚活では、親の年齢も高く、介護・同居問題が現実味を帯びてきます。
両親について
- 両親の健在状況
- 両親の住まい・持ち家の有無
- 同居予定の有無
- 介護についての考え方
- 親と会う頻度
- 親の干渉度(頻繁に来るか?など)
将来的には「地元に戻りたい」「両親の介護が必要になったら戻りたい」と考えている人もいます。
しかし、事前に話し合うことは少なく、結婚後いきなりその考えを聞かされているパターンが意外と多い。
聞きにくい内容ですが、自分の家族の話を交えながら自然に聞き出すと、相手もオープンに自分の意見を話してくれます。
結婚後に揉めるリスクとは?
過干渉な義両親の場合、結婚生活に影響が出てきます。
また、介護問題は結婚生活の計画の全てが変わってしまいます。
- 週末ごとに義実家へ行かされる
- 義母が家によく来る
- 義両親の介護・同居は当然と言われる
- 義両親の家の近くに住むよう言われる
こうした事態は、「事前に話していれば回避できた」ことばかりです。
【体験談】結婚後に「長男だから介護・同居は当然」と言われた友人の話し
40代の友人は、20代の頃から住まいも仕事も都心。都心が好きなので、結婚相手も都心に住んでる人。
しかし、結婚から1年半後「東北に住む母親の体が心配だから東北で同居して介護もしたい」と切り出されました。
友人は「そんな話し聞いてない!」と言いましたが、お相手は「長男だから当然でしょ」と…
「当然のことだから言わなくてもわかるでしょ」と考えている人もいます。だからこそ、しっかり確認しておく必要があります。
ちなみに今はその話しは保留中。
4.仕事とお金の価値観|共働き・生活費の考え方は?

結婚後の生活を円滑に進めるうえで、仕事やお金に対する価値観の一致はとても重要です。
特に40代の結婚では、ある程度ライフスタイルが固まっているからこそ、すり合わせが欠かせません。
確認しておくべき内容
まず、仕事や住まいに関する確認事項は以下のとおり。
仕事・住まいについて
- 結婚後、仕事は続けるのか
- 転職や退職の予定はあるか
- 住む場所はどのエリアか
次に、お金に関して。デリケートな話題ですが、将来をともにするパートナーとして避けては通れません。
お金について
- お互いの収入※
- 貯金額や貯金の習慣※
- 結婚後の家計管理(誰が管理する)
- 結婚後の貯蓄や将来設計
※収入・貯金額は、真剣交際前に相手に不快な思いをさせずに聞き出すのは、なかなか難しいと思います。
あまりガツガツ聞き出すと印象も悪くなります。
自然な流れで確認ができなかった無理に聞き出そうとせず、真剣交際中に確認をしておきましょう!
話し合っておかないとどうなるか
- 一方が浪費家で貯金ゼロだった
- 共働きなのに家計負担が不公平だった
- 結婚後の働き方に不満を言われる
- 将来の計画(老後・子供の教育)に対する温度差があった
こうしたことは、結婚生活に深刻なひずみをもたらします。
問題が起きてからの解決は大変なので、事前に話し合ってお互いを理解しておきましょう。
【体験談】彼のお金の使い方によって、結婚後の生活が崩れた友人の話し
私の友人は、婚活で誠実で優しい男性と出会い、結婚しました。
「この人となら幸せになれる」と信じていたそうです。
しかし、いざ一緒に暮らし始めてみると、思わぬ問題が浮き彫りに。
【彼の問題】
- 彼の趣味は熱帯魚
- かなりのお金と時間をつぎ込んでる
- 熱帯魚がいるから、旅行は行けない
- 貯金はほとんどない
結婚後に判明したギャップに、彼女は大きなショックを受け、こう後悔していました。
- きちんと金銭感覚や貯金について確認しておけばよかった
- 真剣交際中に「おうちデート」をして、生活感を知っておけばよかった
結局、旅行が大好きだった彼女は、結婚後ほとんど旅行に行けず毎日が退屈だとなげいてます。
まとめ|40代だからこそ冷静に、慎重に未来を選ぼう
40代の婚活では、勢いで突き進むのではなく、「結婚生活を見据えて冷静に確認する力」が重要です。
以下の4つのテーマは、結婚後の後悔を防ぐために必ず話し合っておきましょう。
気まずくても聞くべき4つの項目
- 子供に関する考え方や妊活・不妊治療の希望
- 宗教・借金・持病など将来に関わる事項
- 親との関係性や介護のスタンス
- 仕事やお金の価値観のすり合わせ
しっかり話し合い、確認を怠らないことで、幸せな結婚への一歩を踏み出しましょう。