- どうして私はうまくいかないの?
- 婚活しても、なぜかピンとこない…
40代の女性の中には、自覚のないまま“こじらせ女子”になっているケースも少なくありません。
実は40代の人生経験が豊富がゆえの「思考のクセ」が結婚を遠ざけています。
この記事では、そんなこじらせ女子のあるある特徴7選と、そこから抜け出すための4つの具体的なステップをご紹介。
「これ私かも…」とドキッとした方も大丈夫。気づくことが第一歩です。少しの意識と行動の変化で、恋愛も人生も大きく変わります。
40代こじらせ女性あるある7選

40代のこじらせは、20~30代のこじらせとは少し違います。
人生経験が長く、一人生活も長いために起こってしまうことが多い「こじらせ」
多くの40代女性が思わず「あるある」と感じる、こじらせ女性の特徴を見ていきましょう。
1:理想が高すぎて誰も当てはまらない

40歳まで結婚しなかったんだから、妥協はしたくない!
そんな思いで理想をどんどん高くしていくと、婚活は難航します。
「理想が高い=条件が多い」ということ。
相手に完璧を求めるほど、相手に少しのマイナス面が見えただけで落胆します。結果的に「誰にも満足できない」という悪循環に…
特に厄介なのが“無自覚に理想が高い”パターン。
例えば「普通の人でいい」と言う女性。内容を聞けば実はハイスペック
これが普通の理想?
- 年収700万円以上
- 大卒以上、教養がある
- 清潔感があり、話しが面白い
- 両親と同居してない
- 結婚歴なし・子供なし
- 自分と価値観が合う
- 見た目もある程度好み
…これ、かなりハードル高い“普通像”です。
「理想が高いかも?」と気づけた時点で、こじらせ脱却のスタートです。
2. 自分の常識を一般常識と思っている
「それって普通○○じゃない?」「ありえない、信じられない!」
そんな言葉、つい口にしていませんか?
常識の押し付け。
しかし、この「常識」の正体は、家庭環境、職場、友人関係などの経験から形成されたもので、万人に通じるわけではありません。
「私の常識=正解」と思う人ほど、婚活や人間関係がこじれやすい。
婚活でも「その考え方、おかしくない?」と相手を否定してしまえば、相手も心を閉ざしてしまいます。
世の中にはいろんな価値観があります。
「そういう考え方もあるんだ」と柔軟に受け入れる姿勢がないと、うまくいきません。
3. 自立しすぎて“可愛げ”を失っている
40代の女性は、自分の生活スタイルも確立し、「一人でもやっていける」自信がありますよね。
その“自立”が、婚活では壁になることも…
何でも自分で解決してきたため、婚活の場でも、「甘え」や「頼る」という感覚を忘れてしまいます。
この隙のなさが、男性からすると一緒に生活した時に「安まらなそう・疲れるな」となってしまいます。
男性が求めているのは、頼れる“戦友”ではなく、ホッとできる“パートナー”。
可愛げとは?
自分の弱さや不完全さを受け入れて、少しだけ人に見せる勇気のこと
例えば、仕事のできる女性が「実は来週のプレゼン、少し不安なんだ」……
こんな小さなことです。 パートナーにしか見せない、ちょっと可愛らしい弱さ。
4. 自分が選ぶ立場に立ってしまう
40代女性は、自分の基準や価値観がしっかりしているぶん、無意識のうちに「私が選ぶ立場」という思考に偏ってしまいがちです。
でも、婚活は「選び・選ばれる」対等な関係。
相手を“ジャッジ”する目線でばかり見ていると、相手はこんな風に感じます。
- 面接されてるみたい
- 一緒にいて落ち着かない
- 優しさが感じられない
本来感じるべき「フィーリング」や「安心感」「さりげない優しさ」など、大事な要素が見えなくなってしまいます。
これでは、いい人は現れません。
5. 自分の時間を優先してしまう
40代ともなれば、生活も経済的にも安定し、自分のライフスタイルがしっかりと確立されている女性が多くいます。
その充実度は20代・30代の頃とは比べものにならないほど高く、孤独というより「快適」と感じるほど。
その快適さこそが、こじらせの“落とし穴”
人は、快適な環境に長くいるほど、新しい刺激や人間関係を“面倒”に感じやすくなります。
- デートのためにスケジュールを調整するのが億劫
- 他人と気を遣いながら過ごす時間がストレスに感じる
今の居心地のよさからの「変化」を拒むようになってきたら危険信号!
「いつか時間ができたら…」「もっと気が向いたら…」と、婚活の優先順位を下げているうちに、出会いはどんどん減っていきます。
6. 過去の恋愛経験から抜け出せない
恋愛経験が“思い出”ではなく、“判断基準”になっていませんか?
過去の恋愛と比較
- 前の彼なら、こんな時も優しかった
- 昔の彼は年収1000万円だった
過去の恋人と比べる癖があると、今の出会いに満足できなくなります。
特に、20代の頃にハイスペ男性と付き合っていた女性は要注意。
40代になって同等以上の人と出会えると思っているなら厳しいです。ハイスペ男性のほとんどは、年下女性を求める傾向にあるのが現実…
過去にしがみつくのではなく、「今の自分に合う相手」という視点を持たないと、いい出会いは訪れません。
7. 無意識の他責
「出会いがないのは、いい男がいないから」
「誰も私の良さをわかってくれない」
「男性が年齢で判断するから、結婚できない」
そんなふうに、心のどこかで“うまくいかない理由”を他人や環境のせいにしていませんか?
もちろん社会や男性側の問題も一部にはありますが、“自分には何も原因がない”と思い込む姿勢こそが、こじれの本質だったりします。
すべての原因が相手にあるというケースはほとんどありません。
関係がうまくいかない背景には、見逃していた“自分側の要因”があることも多いのです。
自分側の要因
- 出会いがないのは、自分の行動範囲を狭めているから
- 話しを聞いてもらえないのは、自分も真剣に聞いてないから
- 理解されないのは、自分も相手に歩み寄らないから
自分を見つめ直して改善せずに、原因を外に求め続ける限り、現実は変わりません。
4. こじらせ脱却の4つのステップ

40代からの婚活を前向きに進めていくためには、今の自分を正しく理解し、少しずつ心のクセをゆるめていくことが大切です。
ここでは、今日から実践できる「こじらせ脱却の4ステップ」を具体的にご紹介します。
ステップ1:婚活市場で40代の立場を理解する
婚活では、年齢が大きな選考基準になってしまうのが現実。
「年齢」ではなく「価値観と経験」の40代ならではの魅力で勝負しましょう。
40代の魅力
- 豊富な人生経験
- 経済的・精神的な安定感
- 自分の価値観をしっかり持っている落ち着き
- 相手の立場や背景を思いやる力
特に、再婚希望の男性や人生経験のある男性からは、そうした内面的な魅力が高く評価されます。
40代の婚活は、「自分に合った戦い方」を見つけていくことが、こじらせから抜け出す第一歩。
ステップ2:自分の“思考のクセ”を自覚する
婚活がうまくいかない理由の多くは、外的な要因(年齢・容姿・出会いの少なさ)だけではなく、内面的な「思考のクセ」にあることがよくあります。
例えば
- 自分の常識を押し付けてしまうクセ
- 周りの人や環境のせいにする他責のクセ
今までの経験から刷り込まれた価値観を意識的に手放してみましょう。
【自分の常識を押し付けてしまうクセがある人】
自分の常識と違う答えが返ってきた時「そういう考えもあるんだ」と、違いを楽しみ、話し合い学ぶことで、成熟した関係が築けます。
【他責のクセがある人】
他人の気持ちを変えようとするのではなく、自分の考え方や行動を変えてみましょう。
- どうすればもっと良い関係が築けるかな?
- 私は何を変えたら、幸せに近づけるだろう?
自分が変わると、自然と相手の接し方も変わってきます。
ステップ3:相手を「減点方式」ではなく「加点方式」で見る
【減点方式とは?】
期待値100点からスタートして、気になる点があれば減点していく評価方法。
悪い面を見つけていく作業で、評価は低くなりがち。
【加点方式とは?】
ゼロからスタートで、相手の良いところを加点していく評価方法。
相手の良い面を見つける作業になります。
見方を変えるだけで、同じ人に対しての「印象」も「受け取り方」も180度違ってきます。
例えば「相手と趣味が違った場合」
・減点方式→ 趣味が合わないからマイナス。それ以上の興味はないので、話しも盛り上がりません。
・加点方式→ 趣味が違っても、いいところを見つける作業をするので会話を広げます。
「その趣味を始めたきっかけは?」「どんなところが楽しいの?」
そうすることで「趣味は違うけど、自分の世界を持っていて素敵」となる場合もあります。
何もかもが完璧に合う人なんていません。
だからこそ、ポジティブな視点で相手を見ていくことが重要です。
ステップ4:弱さを見せることを怖がらない
婚活をしていると、「もっと素敵に見せなきゃ」「欠点を見せたら嫌われるかも」と、自分を“完璧に見せること”に必死になってしまうことがあります。
特に、40代の女性は「いい年齢だから、ちゃんとしていなければ」というプレッシャーを自らに課してしまいがちです。
例えば
- 会話中に自分の弱みを一切見せない
- 服装や言葉遣いを過剰に気にする
- ちょっとの失敗で「またダメだった」と自分を責める
しかし、人は「弱さ」を見せたときに、かえって親密になれることがあります。
少しドジなところがあったり、不器用だけど一生懸命だったり…そんな「隙」のある人に親しみを感じた経験はありませんか?
婚活は“評価される場所”ではなく、“つながりを育てる場”です。
弱さや失敗を見せても、それを笑い合える関係性こそが、結婚後の安心感につながっていきます。
まとめ|こじらせを手放し、幸せな出会いをつかむために

こじらせ女子の“あるある”は、誰にでも起こりうること。
でも、大切なのは「自分はこじらせているかも」と気づくこと、そして「少しずつ変わってみよう」と思うことです。
40代だからこそできる結婚の形があります。そのためには、“こじらせ”という心の鎧を、少しずつ脱いでいくことから始めましょう。
あなたらしい幸せを見つけるために、今からでも遅くありません。
今日から、変わっていきましょう。