【デート服】40代女性のためのシーン別の大人コーディネート術

40代になると、20代や30代の頃とは違った悩みが出てきますよね。

「体型の変化に合わせたい」「年相応の品格を保ちたい」「女性として魅力的でいたい」

そんな想いでデート服を選んでいる女性は、実はとても多いのです。

本記事では、婚活・パートナーとの久しぶりのデート・再婚に向けた活動など、さまざまなシーンで悩む40代女性のために「デート服の正解」を徹底解説。

明日から取り入れられる実践的なコーデ術を紹介します。

イメージしやすいように、画像 多めです。

【この記事を書いた人】 私も婚活経験者として40代で服装迷子を乗り越えた一人。 私の経験・相談所の方達のアドバイス・友人たちの経験をもとに40代のデート服まとめています。

【基本編】40代デート服選びで失敗しないための「3つの大原則」

具体的なコーディネートを見る前に、まずは絶対に外せない「心構え」とも言える3つの大原則をお伝えします。

どんなにおしゃれな服も、この土台がなければ魅力は半減してしまうほど大切なポイントです。

原則1：清潔感は何よりも優先

40代女性のデート服装は、「デザイン・ブランド」以上に「シミ・シワのない服」「丁寧にケアされたアイテム」であることが大切。

誰しも若い頃に比べ、肌のハリがなくなり、くすみます。体型が崩れ、髪に潤いがなくなりますよね。

だからこそ、若い頃よりも清潔感を意識しないと、疲れて見える・だらしなく見えるのです。

大人の清潔感とは「丁寧に暮らしている品格」の表れ

デートの相手は、無意識のうちにあなたの服装から「この人はどんな人だろう？」と人となりを見ています。

原則2：「上品な肌見せ」で大人の色気を演出

大人の女性ならではの色気は、“露出”ではなく“上品な肌見せ”

40代のデート服では、例えばデコルテライン・手首・足首など“細さや美しさが際立つ部分”を見せるデザインは上品さをキープしつつ女性らしさを引き立てます。

40代になると、二の腕のたるみも気になってくるので、適度に肩をカバーしてくれるデザインがおすすめ。

【画像左↓】肌をしっかり見せるキャミソールタイプは、リゾート感が強く上品さは薄くなるので、デート服では避けましょう。

【画像右↓】デコルテラインに自信がある人は、デコルテを見せると色気が増します。

シフォン素材やレースなど、肌を柔らかに透けさせるアイテムもおすすめです。

体を鍛えて自信がある人は、体のラインがわかるニット素材も色気アップ。

腕まくりをして手首を見せるとスッキリした印象になります。

肌が直接見える部分は、きちんと肌ケアすることも忘れずに。

原則3：「自分に似合う」を知ることが最強の武器

40代になると体型や肌のトーンに変化が現れ、若い頃に似合っていた服がしっくりこなくなることも多々あります。

骨格や肌色、体型の特徴を理解し、それに合わせたシルエットや色、素材を選ぶことが大人のおしゃれの鍵。

自分に似合うスタイルを見つける方法は3つ。

1,パーソナルカラーを活用

肌のタイプは4種類に分けることができます。

【イエローベース・スプリング】
黄みを帯びた明るく、透明感のあるツヤ肌

【イエローベース・オータム】
黄みが強く、マットな肌質

【ブルーベース・サマー】
赤みや青みがあって、肌が薄くきめ細かい肌質

【ブルーベース・ウィンター】
サマーより厚めな肌質、赤みががある人は少なく、白目と黒目のコントラストがはっきりしている

どのタイプかがわかれば、自分に似合う色を知ることができます。

自分に似合う色を知ることで、顔色が明るく見え、若々しい印象を与える効果があります。

真央

私はイエベなので、特に青が似合いません。
似合わい色を知っておくだけでも、服が選びやすくなります。

タイプ別に似合う色を知りたい人はこちら↓
「パーソナルカラー実務検定協会」

2,骨格タイプを知る

骨格の種類は、「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の3つの骨格タイプに分かれます。

太って見えるのは、体型に合った服装をしていない証拠！

着痩せして見えるのは、体型に合った服装をしている証拠！

自分の骨格タイプを理解し、それに適したデザインを選ぶことで、体型を美しく見せることができます。

3,過去の成功体験を振り返る

パーソナルカラーや骨格タイプは、あくまでも傾向です。

自分の過去の成功体験を思い出し、そのパターンを分析してみましょう。自分だけの「勝負服の法則」が見えてきます。

例えば私の話し…

真央

20代の頃グレーが似合っていたのに、急に顔がくすんで見えるように。
白よりの明るいグレーに変えたら、顔色が明るくなった。

真央

20代は花柄が似合わないとよく言われた。
40代になり、上品な小花柄が似合うと言われるように。

【NG例】もしかしてやってる？40代デート服のやりがちNG例

基本原則を理解したところで、次は絶対に避けたい40代デート服のNG例をチェックしていきましょう。

NG例を知っておくことで、無意識にやってしまいがちな失敗を未然に防ぐことができます。

NG例1：「安っぽく見える」全身ファストファッション

ファストファッションブランド（ユニクロ・GUなど）はプチプラで便利ですが、全身をそれだけでまとめてしまうと、どうしても安っぽさが出てしまいます。

40代になると、体型・肌・髪の質感に変化が出てくるため、若い頃のように「何を着てもそれなりに見える」というわけにはいきません。

ボリューム・ハリのあるスカートに変えるだけでも華やかになります。トップスはファストファッションのまま。

スタイルをよく見せる質の良いアイテムを１点入れるだけで雰囲気は変わるので、その他のアイテムは高見えしそうなファストファッションでもOK。

例えば、アクセサリーはH&M・バッグはZARAなど…

NG例2：「時代遅れ感」一昔前の流行デザイン

「昔よく着てたから」「まだ着られるから」という理由で、型落ちデザインや古いシルエットの服ばかりを選んでしまうと、“今っぽさ”どころか、年齢が強調されてしまいます。

例えば、全てを20代の頃の流行りの服をそのまま着てしまうと、全体的に安っぽく見えることが多いです。

デート服で大切なのは、“今の自分に合うか”。

昔着ていた服を大切に着るのは良いですが、新しいアイテムを少しずつ取り入れて、無理なくアップデートしましょう。

例えば、先ほどのコーデで「スカート」と「バッグ」を使って、トップス・靴を変えてネックレスをプラスするだけでも、大人コーデになります。

NG例3：「若作り」と見られるアイテム

「若く見られたい」という気持ちは誰にでもありますが、それが過剰になると男性からは「痛々しい」と敬遠されてます。

大人の女性が持つべきは「若さ」ではなく「若々しさ」。

この違いを理解することが重要です。

若作り判定をされやすい、可愛らしいワンピのデザイン・フリル・ピンク↓

若作りをすると、顔と服装にギャップが生まれて、老けて見られやすくなることもあります。

そうは言っても「ピンクでかわいいデザインが好き！」って人いますよね。

少しの工夫で「若々しい」大人の上品な女性になります。

例えば「くすみがかった淡いピンク」「大人っぽい総レース」「シースル感のあるフレアのワンピース」など…

大人の上品さの中に可愛さがありますよね↓

もっと大人の女性に近づくなら、落ち着いたくすみピンクでレースのIラインのワンピースを選ぶと、大人の色気が出ます。

NG例4：「おばさん見え」しやすい地味な守りのコーデ 

つい無難な地味カラーのコーディネートや、体型カバーのために全身ゆったりしたサイズの守りコーデは「おばさん見え」してしまう典型的な例です。

例えば、体型を隠すようなダボっとした服は、部屋着や近所のスーパーならいいですが、デート向きではないですよね。

そんな「おばさん見え」の簡単な改善策は３つ。

①トップスに明るい色を持ってくる

 白など顔周りをパッと明るく見せてくれる色を選びましょう。

レフ板効果で、肌のくすみも飛ばしてくれます。

左の白のトップスは、レフ板効果で肌が明るく見えます。右のグレーのタートルネックは、 白に比べると肌がくすんで見えがち。

②シルエットでメリハリを出す

Iラインのスッキリしたデザインや、トップスをコンパクトにしてスカートはボリュームのあるAラインでメリハリをつけるといいです。

同じスカートでも、トップスのサイズ感が違うだけで印象が変わります↓

デートなら、メリハリのある左側が正解！

3,アクセサリーで華やかさをアップ

パールネックレスや、ネックレスの重ねづけ、ピアスを足すだけで、お顔周りが華やになり、程よく洗練されて印象になります。

【アクセサリー有り&無しの比較】

【実践編】シーン別・鉄板デート服コーディネート術 

40代の女性がデートで自信を持って楽しむためには、シーンに合った服装選びが欠かせません。

40代女性が遭遇することの多い6つのデートシーンに分けて、それぞれに最適なコーディネートをご紹介します。

【昼デート編】カフェ・ランチデート

ここで大切なのは、頑張りすぎていない「爽やかさ」と「親しみやすさ」

清潔感をベースに、明るい色を取り入れたり、柔らかな素材を選んだりして、話しかけやすい柔和な雰囲気を演出してください。

座っている時間が長いのでトップスが重要。

トップスは肌が綺麗に見える色を選ぶといいです。

基本的にお昼のデートでは、歩くことも考えてヒールの高い靴は避けるのが正解。

【昼デート編】公園・水族館などアクティブデート

動きやすさと清潔感のバランスが重要。

特に水族館デートでは、服装に注意が必要

白い服は、水族館のブラックライトに反応する場合があるので、避けるのが正解。

水族館の青の世界観に寄せたコーディネートは、その場に馴染むのでおすすめ！

もちろん、公園デートにもブルーのワンピースは爽やかでおすすめです。

【昼デート編】美術館・映画館デートなら

静かに過ごす場所では、「目立ちすぎず品よく」が鉄則。

悩む時は、一枚でコーデが完成する「上品なワンピース」がおすすめ。

特に美術館デートでは、気を付けることがあります。

【夜デート編】少し高級なレストラン

夜のディナーは大人の女性ならではの華やかさが求められます。

高級なディナーは、照明が落ちた空間での夜デート。

昼間とは違う「特別感」と「ほのかな色気」を意識するのが成功の鍵です。

暗めの照明に映える「とろみ素材」のセットアップやワンピースは合わせやすく、体のラインを拾いすぎない、落ち感のあるシルエットが上品な色気を演出してくれます。

【夜デート編】おしゃれなバーで飲む

大人だけの空間には少しだけ“色気のあるカジュアル”でおしゃれ気分をプラス。

例えば、シアー感をプラスしたブラウスで、大人の上品な肌見せ。

服装はシンプルでスッキリとさせて、大ぶりのピアスで一気に華やかに！

ワンピースもいいけれど、いつもと雰囲気を変えてカッコよく大人なパンツスタイルもおすすめ。

【夜デート編】初めてのお家デート

初めてのお家デートは、リラックス感と清潔感のある服装が好印象。

柔らかい素材で体型をきれいに見せつつ、やりすぎないナチュラルさが大切です。

柔らかい素材でシャツワンピのデザインだと、清潔感＋リラックス感がありますよね。

またニット素材など温かみのある雰囲気を出すのもいいですよね。

お家で一緒に過ごしていて「落ち着くな」と思ってもらえるような、そんな柔らかい印象になる洋服を選ぶのが正解。

【応用編】季節別に40代の魅力を引き出すアップデート術

基本のコーディネートを押さえたら、次は季節に合わせた応用テクニックです。

ここでは、春夏秋冬それぞれの季節にぴったりの、おしゃれ＆快適なデート服アップデート術を解説します。

春のデート服

春のデート服は「軽やかさ」と「柔らかいカラー」が印象アップのポイントです。

また、春は気温の変化が激しいため、トレンチコートやきれい色のブルゾンをプラスして対応しましょう。

トレンチコートは、とろみのある柔らかな素材にすると、軽やかな印象になります。

パリッとしたトレンチコートなら、ビジネススタイルにならないように、ワンピース・爽やかな色・小花柄のスカートと合わせると甘さが足されてデート服に。

春らしい明るい色は、華やかさがあり、若々しく見えるのでおすすめです。

また、花柄は大柄よりも大人っぽい小花柄の方が上品に見えやすいです。

夏のデート服

40代女性の夏のデート服は「涼しげ」「爽やかさ」と、程よい肌見せのバランスが鍵。

リネンや上質なコットンなど、風通しの良い天然素材は、清潔感と上品さを両立させてくれます。

デート服に悩んだ時は、一枚で決まる「きれいめワンピース」がおすすめ。

シンプルなワンピースの場合に大切なのは「素材の質」「裏地の付いているしっかりとしたワンピなのか」

そこにカゴバッグなど、涼しげなアイテムを加えると一気に夏らしいスタイルになります。

黒や紺のワンピースでも、涼しげな素材や、ターコイズのアクセサリー・カゴバッグなどの夏アイテムを取り入れることで、大人の夏スタイルになります。

パンツスタイルでカッコよく決めたいなら、ハイウエストでスタイルアップを意識させつつ、シェル素材のアクセサリー・カゴバックなどの小物で夏らしさを取り入れてみるのも素敵です。

秋のデート服

秋は、「深みのある色味」「素材の変化」で季節感を演出してみてください。

秋の始まりはまだ暑かったりしますよね。

夏の装いに秋色を少し入れるだけでも、グッと季節感が深まります。

例えば、夏のコーディネートで紹介した白ワンピに、秋色のジレや小物を投入↓

カジュアルなデートコーデ。ロングTシャツにデニムで春にも合わせられる服に、秋色のコートとバッグを入れるだけで秋のデート服に。

モヘヤ素材のカーディガンは柔らかな印象になるので大人な秋デートにぴったり。

その他にも、レース素材やチェック柄のスカートなども秋のコーディネートにはおすすめ。

冬のデート服

40代の冬のデート服は「防寒」と「女性らしい柔らかさ」の両立を！

薄くても暖かい高機能インナーがあるので、それを上手に使い厚着を避けると着ぶくれが避けられます。

イルミネーションや屋外のクリスマスイベントも増えるので、しっかり暖かい格好をしましょう。

ダウンコートを選ぶ時のポイントは、ステッチ（縫い目）が細かく、ウエストがくびれているデザインを選ぶと上品で大人っぽくスッキリした印象になります。

また、ファーが付いていると暖かく・華やかな印象になります。

ダウンのロングコートは、さらに大人っぽさが増し、暖かさも増します！

レースのロングスカートを合わせると、さらにデート服らしく。

ウールのコートは、ダウンに比べて着膨れしにくいので、比較的コーディネートしやすいです。

仕事帰りにデートをするなら、パンツスタイルで休日とは違ったカッコよさを演出するのもおすすめ。

【総仕上げ編】服装だけじゃない！トータルで魅せる大人の女性の嗜み

完璧なデート服を選べたら、いよいよ最後の総仕上げです。

いくら服装が素敵でも、髪がパサパサ・振る舞いがガサツだと魅力は半減。

男性は意外と、服装以外の細かな部分を見ているものです。

ここでは、服装以外で意外と見られている「好感度アップ・チェックポイント４選」を詳しくご紹介します。

１,40代ならではの品のある振る舞い

40代女性の魅力は、服装だけでなく「所作」や「言葉遣い」にも現れます。

相手に好印象を与えるためには、以下の2つのポイントを意識しましょう。

１,笑顔と美しい姿勢

基本中の基本ですが、最も効果的です。

自然な笑顔と、相手の目を見て話すことで、親しみやすさと誠実さが伝わります。

また、若い頃に比べ筋力も落ち、気が付かないうちにラクな体勢になりやすいので注意してください。

「肘をテーブルにつく」「猫背」「椅子にもたれかかる」のような姿勢にならないよう、綺麗な姿勢を保ちましょう！

２,丁寧な言葉遣い

若者言葉や乱暴な言葉遣いは、せっかくのきれいな服装を台無しにします。

そして、「ありがとう」「ごちそうさまでした」「今日は楽しかった」など感謝の言葉を、心を込めて丁寧に伝えられる女性は、年齢を問わず魅力的です。

２,40代に似合うヘアスタイル

髪は「女の命」といわれるほど、コーディネートの印象を大きく左右します。

40代は、“清潔感”と“ツヤ感”が絶対条件！

40代の髪の乾燥は、

40代のネイル&香り

ふとした瞬間に視界に入る「指先」と、記憶に残る「香り」。

この二つは、男性をドキッとさせる強力な武器になります。

ただし、ネイルにしても香りにしても、やり過ぎは苦手な男性も多いので、あくまでも「上品で控えめに」が重要。

手や爪のお手入れをして、肌馴染みの良い色を塗や、少し華やかさをプラスするために先端にラメを塗ると、手元が綺麗になります。

香りは、「シャンプー・トリートメントなどの髪からの香り」や、 香りの弱い「練り香水」などがおすすめです。

真央

私は香水が苦手なので、SHIROのハンドクリームを使用。
香りは「サボン」「ホワイトリリー」がおすすめ

３,小物類は意外と見られてる

最後に、意外と見られている小物類をチェックしましょう。

どんなに、服装を綺麗にしていても持ち物の手入れがされていないと、「部屋はあまり綺麗ではないのかな？」など思われる可能性もあります。

バッグやお財布を開けたとき、意外と見られてたりします。

スマホの画面が汚れてたり、バキバキに割れてたりするのも、印象が良くありません。

男性からガッカリされないように、あなたは大丈夫かチェックしてみましょう。

まとめ

40代のデート服選びでは、流行よりも「自分に似合う服」。

そして「清潔感」「上品さ」を軸に、シーンや季節に合わせたコーディネートすることを意識することが何より大切です。

若い頃とは違う体型の変化や肌質を受け入れつつ、大人ならではの余裕を感じさせる服装で、自分らしい魅力を最大限に引き出しましょう。

最後に、デートで最も大切なことは「自信を持つこと」です。

どんなに素敵なデート服を身につけても、どんなに完璧なコーディネートを完成させても、自信がなければその魅力は半減してしまいます。

服装の選び方のポイントをおさえて、服装に悩む時間を減らし、自分の魅力にフォーカスして前向きにデートを楽しんでください。